■総合ライフサポーターの一員です |
故人様のメイク、衣装の着せ替え、保全処置など、より良いお別れのお手伝いは、葬儀業界以外にも、医療機関や介護事業所でも行われています。
例えば医療機関では、「死後処置」や「エンゼルメイク」と呼ばれる病院を退院されてからしばらくの間を衛生保全する処置、お顔を生前の表情に近づけて穏やかにするメイクを看護師が行っています。
また、介護事業所では、最後の清拭や身支度を馴染みのある施設スタッフが行うことで、「きっと故人も喜んでいる」と、ご遺族様も安心されるようです。
さらに、介護事業所では、故人様とのお別れの会が行われるようになっています。このお別れ会の目的は、主に2つあります。 |
●施設のご友人との十分なお別れ |
一緒に楽しく過ごされた施設利用者が、体調等の問題により、基本的にはご葬儀に参列できる状況にはないので、このお別れ会により、十分にお別れできない寂しさが解消されます。 |
●介護従事者へのメンタルヘルスサポート |
介護従事者の方々にとっても、尊厳をもって最後までサポートをさせていただいたという気持ちが叶うことで、仕事の充実性も高まるという声もあり、死という辛い出来事に対するメンタルヘルスサポートにも繋がっています。 |
医療機関、介護事業所のいずれも、生前からサポートしていた方々は、死を迎えた後もそれまでと同様の「尊厳」をもって対応しています。
葬送のサポートを行う私達も、それら各関係者と同様に、尊厳というものを重く受け止めています。
ディーサポートは、葬儀業界の枠を超え、医療機関や介護福祉事業所、さらにはライフサポート事業関係者との連携を行い、超高齢化社会における総合ライフサポーターの一員として活躍の場を広げてまいります。 |