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エンバーミングは、ご遺体がどのような状態、病気でもきれいに復元できますか? |
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エンバーミングは、状態変化が進んでいるご遺体を遡って完全に復元することは出来ません。
ただし、ほとんどの場合で、かなりのレベルまで復元が可能です。
復元後の状態については、エンバーミング処置前にご説明させていただきますので、ご安心ください。 |
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エンバーミング処置を依頼する際の注意事項はありますか? |
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エンバーミング処置依頼書に記載されている文面と共に事前説明を行った後に、ご承諾いただくことが必要です。
エンバーミング処置の適用条件もございますので、事前にディーサポートまで資料請求を行っていただき、エンバーミング処置依頼書に記載の文面をお読みいただけるとスムーズな進行が可能です。 |
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また、処置前に当てたドライアイス(保冷剤)の影響でご遺体の血管が凍結している場合には、エンバーミング処置の開始を延期する必要が生じます。
凍結の進行度合いにもよりますが、半日以上の延期が必要な事例もございます。
ご契約前にドライアイスによる凍結状況をお伺いし、場合によっては処置開始前までの対応を葬儀担当者様にお願いすることもございますので、予めご了承ください。 |
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エンバーミング処置後に、顔色(肌の色)が変色することはありますか? |
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ごく稀に、顔色の変色が発生する場合はあります。
例えば、黄疸成分や、体内に取り込まれた抗がん剤などの医薬品と、エンバーミング保全液成分とが化学反応を起こし、変色が発生する場合があります。
また、たんぱく質の水分量が少なかった方は、乾燥の進行による変色が発生することもあります。
これらの場合には、状況の変化に応じてお化粧を施すことにより対応が可能です。
ディーサポートでは、事前にご遺体の状態を確認し、エンバーミング処置後に予想される状態を十分にご説明致します。
さらに、独自のアフターサービスとして、エンバーミング処置後のご遺体の状況を随時確認し、必要な保全処置を行う体制を整えていますので、ご安心ください。 |
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エンバーミング処置は、特定の葬儀社を通さなければお願いできませんか? |
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エンバーミング処置施設を所有されている葬儀社様の場合には、基本的にはその葬儀社様をご利用いただくことが一般的です。
これに対して、ディーサポートは、エンバーミング処置を単体としてサービスを行っていますので、エンバーミング処置施設を持たない葬儀社様からのご依頼を請け負っています。
最近は、ご遺族や医療機関、介護福祉施設などから直接ご相談・ご依頼で、儀式としての葬儀は行わず、ご遺族やお知り合いの方たちだけでの十分な時間を過ごすためにエンバーミングをご希望されるケースもあります。 |
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エンバーミング処置は、いつ、どのようにお願いすれば良いですか? |
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エンバーミング処置の効果は、ご遺体の状態悪化に比例して弱まりますので、死後できるだけ早く対応することが肝心です。
エンバーミング処置は、ご希望の葬儀社様を介して、あるいはディーサポートに直接ご依頼いただくことも可能です。
なお、エンバーミング処置を行う際には、事前に所定のエンバーミング処置同意書、および死亡診断書(死体検案書)のコピーの2つの書類が必要になります。
また、エンバーミング処置同意書には、原則として2親等以内のご家族からの承諾のサインが必要です。 |
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エンバーミング処置を行うと、どのくらいの期間で状態が維持できますか? |
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IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)の自主基準により、日本国内では原則として50日以内に火葬をされることをお約束としてエンバーミング処置の依頼を受けております。
平均的には、エンバーミング処置後、10日前後の保全を行う場合がほとんどです。
ディーサポートでは、IFSAの自主基準である50日以内を限度として、病気の内容、体質などを考慮してエンバーミング保全液の種類や量、濃度を変えることにより、ご遺族様等のご希望期間に対応しています。 |
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エンバーミング処置の施術時間はどれくらいかかりますか? |
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生前の病気や状態、保全期間、体格、着せ替え、メイクの要望などによって処置時間は異なりますが、平均すると処置開始から3時間程度が目安となります。
ただし、エンバーミング処置前のドライアイス(保冷剤)による凍結度合い、処置中のエンバーミング保全液の浸透状況(体内の血管状態による追加処置の有無を含む)から終了判断を決定します。
従いまして、処置開始前には、明確な終了予定時間をお答え出来ない旨、予めご了承ください。
なお、ディーサポートでは、処置時間が延長した場合でも、事前にご提示(御見積り)した料金のみで、割増料金は発生致しませんのでご安心ください。 |
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エンバーミングの普及が、火葬場不足の問題への対策なると聞きましたが? |
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日本は、超高齢化が進み、全国的に火葬場不足という問題が生じています。
一方で、近隣住民の反対により、火葬場の新規設置は、極めて困難な状況です
また、ピークを越えて火葬数が減少した場合には、供給過剰となった火葬場の処分後のことが課題となります。
一部では、火葬以外の方法でお骨にする技術・設備の提案が行われています。
さらに、火葬場用地問題の解消として海上で行う「火葬船」も計画され、火葬場の増加を必要としない対策としては画期的なものです。
しかし、これらの大掛かりな計画や火葬場の増減については、国や地方自治体が関与することで、増税等の税金問題に繋がる可能性があります。
いずれにせよ、エンバーミング処置を行うことで、長期間のご遺体の保全が可能となるため、様々な問題を解決できます。
ディーサポートと致しましても、エンバーミングのより一層の普及・促進を目指し、社会貢献をしてまいります。 |
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