■エンバーミング処置の流れ(工程) |
【工程1】
脱衣を行いながら、お体の状態を確認します。 |
|
|
【工程2】
お体表面の洗浄、消毒を行います。 |
|
|
【工程3】
お顔の表情を整え、洗顔、保湿剤を塗布します。 |
|
|
【工程4】
小切開を行い、エンバーミング保全液(薬品)を動脈より注入します。 |
|
※小切開の位置および大きさは、病気や死後経過、保全期間を検討して決定しますが、基本的には、右の鎖骨付近で衣服下になる胸部と腹部とで2箇所、各1cm〜1.5cmの小さな範囲で行います。 |
|
【工程5】
エンバーミング保全液を専用の機材を用いて血管内を循環させて、体内に滞っている血液等の老廃物をエンバーミング保全液に置換し、体内の洗浄および保全を行います。 |
|
※人工透析のイメージとしてお考えください。 |
|
【工程6】
胸部および腹部から体内に貯留した水分、老廃物等を吸引します。 |
|
|
【工程7】
切開箇所の縫合、修復をおこない、再度お体表面を洗浄します。 |
|
|
【工程8】
髪型を整え、ご指定のお衣装に着せ替えを行います。 |
|
|
【工程9】
ご要望に応じて、お化粧や納棺を行います。 |
|
|
※ディーサポートでは、排水プラントが不要な設備で施行し、廃棄物、排水等もすべて回収業者へ処分しております。また、処置手順の改善による施行範囲のコンパクト化を行い、使用可能な場合にはホルムアルデヒド(ホルマリン)を含まないエンバーミング保全液を活用して、環境保全によるエコロジー活動にも積極的に取り組んでいます。 |