尊体保全サポート/エンバーミング/葬送サポート
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エンバーミング
エンバーミングでゆとりの時間を作れます
 「エンバーミング」という言葉は、葬儀社様のホームページや折り込み広告などで紹介されることも多くなり、一般の方も耳にされた方が増えてきています。

 では、エンバーミングの内容についてご存知であるかを伺ってみると、またまだ「防腐の技術」という認識をお持ちの方がほとんどのようです。

 エンバーミングは、専用の薬品であるエンバーミング保全液をご遺体の全身に循環・浸透させることにより、ご遺体を全体的に防腐・衛生効果を得る技術です。

 日本では、死後から短い期間で火葬をするので、エンバーミングは不要ではないかという声がかつてはありました。

 しかしながら、病気や体格、時季などの要因によりご遺体の変容は様々で、短期間でもドライアイスなどでの冷温保全ではご遺体の変容に対応できない事例は多くあります。

 また、超高齢化社会を迎え、死亡件数の増加に伴い、ご希望の火葬場や式場の予約がかなり先となってしまうと、ご遺体の状態を心配しなければならないことも増えています。

 例えば、人口が密集し、込み合うことが多い首都圏の火葬場では、現状でも5日後の葬儀、火葬も珍しくはなく、今後さらに長期化する可能性があります。

 そこで、エンバーミングについて、ぜひ「単なる防腐技術」から、「故人様のお体を長期間同じ状態で保全する技術」、「故人様と向き合う最後の時間をより多く作り出す技術」と認識を変えてみてください。

 いつ葬儀をし、火葬ができそうか?というご遺族様が合わせる立場を解消し、来週、もしくは再来週など、ご遺族様があえて候補日を出して式場、火葬場の手配をすることが可能になる技術、それがエンバーミングです。

 エンバーミングによって得られたご遺族への「時間のゆとり」は、必ず「心のゆとり」へと変化します。
エンバーミングの認知度 エンバーミングの必要性
2007年12月 日本消費者協会
第8回葬儀についてのアンケート調査
年齢階級別に見た死亡数の推移
2005年までは厚生労働省大臣官房統計情報部「人口動態統計」、2010年以降は社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)中位推計」より厚生厚生労働省政策統括官付政策評価官室作成。
一般的な葬儀の工程表とエンバーミングを取り入れた葬儀の工程表
 例えば、ご遺族の中に、海外滞在中ですぐには帰国できない方や、入院中の方がいらしても、ご帰宅時期を調整した後に葬儀を行うことができます。

 また、急な死別などで、ご遺族の落胆が大きく、すぐには死を受け入れらない場合にも、時間的な余裕を持ってから、葬儀の決定を行うことができます。

 さらに、想い描いていた葬儀に対する準備を一切してなかった方でも、まずはエンバーミングを行い、心が少し落ち着いてからゆっくり計画立てることも可能になります。

 エンバーミングは、グリーフケア(悲嘆ケア)に大きく貢献する技術です。欧米では、エンバーミングは、プレパレーション(葬送の準備)と考えられています。

 時間をより多く確保できることは、サービスを提供する葬儀社様にとっても十分な打ち合わせを行えるので、品質の高いサービス提供が可能となります。

 エンバーミングで、まずは心のゆとりをもち、心に残る葬送を検討してみてはいかがでしょうか?
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